あすなろblog ~2021年 中学受験(SAPIX 通塾)~

2021年中学受験終了の息子の受験日記。サピックス(SAPIX)通塾でした。自己紹介→ goo.gl/Y5h61X

桐朋の説明会 (2019年6月)

# 学校見学関連の記事まとめは、こちら

1ヶ月以上前の話ですが^^; 、桐朋の説明会に参加しました。

桐朋は去年の説明会に参加して以来(去年のメモ1 メモ2)、我が家は、桐朋に好印象で、今年も参加。

いくつか印象に残ったことを・・・
(ひいき目が、はいってますので、そこは差し引いてご覧ください^^;)

 

ハードウェア(校舎・グラウンド・通学路)の素晴らしさ

学校を、ハード面(校舎・グラウンド・通学路・立地・・etc)とソフト面(先生・授業・友人・・etc)の2つに分けるならば、ソフト面は、どんなに良い説明されても、最後は正直入学してみないとわからないところ。

一方、ハード面は説明会で見たものが、入学後もそのままあることは保証されます
(移転・建替など例外ケース除けば)

 

多くの都内の学校を見る中でも、桐朋はハード面が相当充実している部類の学校だと感じます。

  • 校舎: 2016年に完成した新校舎。色は白を基調とし、奇をてらった何かはありませんが、窓の大きさ・数が十分にあり、採光よく、落ち着きがあります。
    (どこぞのマンションの紹介のようだが・・・^^;)
  • グラウンド: 2面のグラウンドがあり、都心の学校ではありえない敷地。国立市という郊外ならでは。
  • 通学路: 桐朋の最寄り駅の一つは、JR中央線国立駅国立駅から桐朋までは、一橋大学がある「大学通り」。この道の景観が抜群に良いです。国立市の条例で守られている、素晴らしい環境です。
    (私は、東京西部の出身で、昔からこの国立の町並みが好きです。駅前は高い建物が増えてきましたが、大学通りは 昔と変わらずなので、この先も大丈夫かと・・・)

 

「学ぶこと」へのこだわり

学ぶこと・学問へのこだわりのようなものを、桐朋には感じます。例えば、

  • 教員自作の教科書や問題集。説明会や文化祭で、実物見られますが、何十年にも渡って改訂が重ねられ、ハイクオリティ。
  • 6年間を、2年間×3タームにわけ 「具体の世界の把握 → 具体から抽象の世界へ → 抽象世界を論理で考え結ぶ」というテーマ感の設定。こういうテーマが、”言葉”として紡ぎ出されているのが、いいですね!(歴史を感じる)
  • 特別教室の充実 (プラネタリウムもある!)

などなど。

 

自主性を重んじた教育方針

今回の説明会では、桐朋の先生による説明の後、桐朋OBの東大生の話がありました。このOBの話が、桐朋教育の良さを自らを持って説明するスピーチで、一番印象に残りました。

  • 桐朋は、先生から生徒に対して何かを強制することはない
  • ただ、先生から生徒に、(知的な)刺激は与えつづける
  • 刺激を与えた後は、「(何かを)やりたい」という気持ちに「本人が」なるまで、先生達は、辛抱強くまつ
  • 目覚めた生徒は、自分で走り出す。先生に何かアドバイスや支援をもとめたら、先生方は全力でサポートしてくれる

というような話と、私は受け取りました。
(一部、私の解釈が入っていますが)

このOBのスピーチを聞いて、それまでの先生方の説明と、話が一つの線でつながりました。

だからこそ、桐朋は、「本物に触れさせる」「生徒による自主的な行事運営」「(刺激の土壌となる)多様性」といったものを、大切にしているのかなと。

  

我が家はどう考えているか

このように書いてみると、

「あれ? 御三家が言ってることと同じじゃないか?」

ということです。

 

中高生時代の教育で、本人の能力を花開き最大化させるためには・・・

本人の刺激となる場の提供
(例えば、先生からの知的な刺激、仲間から刺激を受ける機会の場としての行事)

本人の目覚め
(この段階は、教師は ”見守り”、”待つ” しかない)

目覚めれば、自ら走り出す

というストーリー。

 

「名門校」と呼ばれる学校では、上記のストーリーが、わかりやすい「カリキュラム」といったパッケージにはなっていませんが、学校運営のあちこち(先生の思想・言葉、授業、行事、生徒同士の関係・・・)に、空気のように埋め込まれていると感じます。
(おおたとしまささんが言う、「ハビトゥス」のようなものだろうか)

 

「進学実績」の面でいうと、確かに最近の桐朋は今ひとつ。
(20年前位は、すごかったんだけどなぁ~)

でも、進学実績を見るだけでは、あまりにももったいない、名門校としての何かが、桐朋にはあると感じます。

 我が家は、2021年受験生なので、受験は1年半後ですが、現段階でも、桐朋は受験するだろうな~ と感じています。

引き続きウォッチしていきたい学校の一つです。

# 他の学校見学関連の記事まとめは、こちら

 

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算数の「解法より前」の何か(2)

こちらの記事で、

  • 受験算数では、各種解法に共通する 「算数っぽい着眼の仕方」がいくつかあるのではないか?(=「”解法より前”の何か」
  • 一方で、常識的すぎるのか、あまり言語化されていない気がする

というようなことを書きました。

この 「”解法より前” の何か」という「常識」を、言葉にするチャレンジをしてみたいと思います。

 

1つ目は、

問題文で、「変わるもの(変数)」 と「変わらないもの(変数)」を、分けて追いかける

です。

水槽に棒を入れる問題、速さの文章題、食塩水問題・・・ などなど、ベースに、↑ の考え方がないと、解答の解き方は理解できても、その解き方が、どこからでてきたのか? が考えづらいのだろうな と感じています。(ゆえに、応用が効かない)

例えば

  • 水槽の問題: 棒の出し入れや、水の出し入れで、「底面積」「高さ」「体積」の何は変わっていて、何は変わっていないのか?
  • 食塩水の問題: 蒸発・加塩・加水・混合しながら、「水」「食塩」「食塩水」「濃度」のうち、 何は変わっていて、何は変わっていないのか? 

というようなことです。

大人からしたら、「まー、普通じゃん?」なのですが、受験算数初学者からしたら、けっこー高度な活動なのではないかと感じています。

というのも、これをうまくやるには、

  • 問題文を、構成している「変数」を認識すること
    (例: この問題は、「底面積」「高さ」「体積」が聞かれているな!)
  • その「変数」が「変わったのか」「変わってないのか」文中から、”直接的に” 読み取ること
    (例:  Aくんは、行きも帰りも同じ速さで進みました → これは、速さが「変わっていない」が読み取りやすい)
  • その「変数」が「変わったのか」「変わってないのか」文中から、”間接的に” 読み取ること
    (例: 水槽に棒をいれたところ、高さが 3cm 増えました → 高さが増えたのは読み取れるが、そこから「体積は変わってない」を読み取る)

が必要。

我が家の場合、新しい単元を学ぶたびに、「問題文の変数の把握」「”間接的”な読み取り」 は、毎回苦労しています。

---

というわけで、こんな感じの「常識」すぎることなのですが^^;、「”解法より前” の何か」 について、時々書いていきたいと思います。

 

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算数の「解法より前」の何か(1)

このブログでも、何度か書いておりますが、私は、中学受験”未経験”者です。

サピックスで、子どもの算数テキストを一緒に見ながら、

「へぇ~~! 方程式つかわないで、こうやって解けばいいのかっ!!」

と毎回、驚きと感動(?)の日々を過ごしております。

 

1年半 受験算数の勉強をしてきましたが、この時期は、典型解法の勉強が中心。

つるかめ算、過不足算、旅人算・・・などなど、各種の ●●算 や 典型題を、毎回ならってきました。

一方で、各種解法に共通する 「算数っぽい着眼の仕方」が、いくつかあるようにも感じてきました。「”解法より前” の何か」 とでもいうべきでしょうか。

 

しかしながら、算数ができる子や、受験算数をやっている先生方からしたら、常識的すぎるのか、それが、言語化されていないような気もします。

(ただ、うちの子を始め、普通の子にとっては、そこに気づけてないのが、壁のような気もする。)

 

各種受験ブログや本をみても、●●算や 典型題の解き方の話は、星の数ほどあるが、「解法より前」の話は、あまり目にすることがないです。

このあたりを、言葉にしていくことに、自分と子どもの整理のためにも、このブログでチャレンジしてみたいと思います。

(って、そんな大したことでもない、当たり前のことばかりになると思いますが^^; )

 

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夏休み予定

夏期講習の授業スケジュールをベースに、ざっと夏休み期間の勉強予定をつくってみました。

予想はしていたものの、

夏期講習の家庭学習 + 小学校の宿題

でいっぱいいっぱいですねー、、いやはや。

「まとまった時間に 苦手克服!」 っつーのは幻想な気がしてきた、、、

サピの 学習予定冊子見てると、夏期講習中も、すごいスピードで進んでいくしなぁ、、、。

 

といっても、予定的には、まだまだゆるくて、

  • 1日のサピ家庭学習4時間 (我が家が通う校舎のサピ保護者会では、勉強時間について明確な言及はなかったものの、4-5時間は よろしく! という印象は受けました)
  • 2泊3日 の旅行 (旅先でちょっとは 勉強だな!)
  • 2泊3日 のスポーツ習い事の合宿 (これは、勉強なしで楽しんできて)

と、まだまだフリータイムも十分。

もっと勉強時間増やせば、苦手克服の時間取れそうですが、40日間走りきること考えると、1日4時間で十分かな。

むしろ、毎日4時間やれるのか? のほうが、はるかに気にすべきイシュー^^;

来年夏は、ずっと勉強だから、今年は これで走れたらOKかな!

 

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復習テストの目標

先週が3連休 かつ 復習テスト後が夏休みなので、No.19 の復習を後回しにすれば^^; 、復習テスト対策に、ある程度時間捻出できるスケジュール。

復習テストは、クラス分けに関係ないとはいえ、テスト範囲の内容的に、組分けより、よっぽど大事かと、我が家は思っとります (算数の割合とか、割合とか、割合とか、、、)

 

算数のマンスリーは、ここ最近 5割位の得点率。うーん、、、。

一方で、マンスリー(含 復テ)は、

・出題範囲の基礎トレの!

・テキストの★2 まで

を徹底やり込みすれば、テキスト類題を確実にとって、8割は取れるハズなんですよね。(明らかに努力で何とかなる領域。それが難しいが、、、)

詳しくは、「中学受験 コベツバ」さんの下記

サピックス マンスリー確認テストの目的・分析・対策

 

今回は、算数目指せ8割!多少ミス許容で、7割目標。

4科目標は、まー、いいや、、、^^;  そこまで時間まわらないから、今回は算数をがんばろー

 

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5年 7月組分け ~結果~

5年 7月組分けは、4科偏差値で、2.5刻みの範囲帯で書くと、

55.0~57.5  の偏差値帯でした。

 

ただ、取れた科目(国・社)と、取れてない科目(算)の差が激しい。

この時期は、算数を牽引役として 4科偏差値を引っ張る形にしたいのだが・・・。

 

偏差値から推測するに、次のクラスは上がると思われ、それはそれでよかったね という話なのですが、今の算数の実力値(最近のKTT・デイチェの出来(てない)具合)からすると、とてもじゃないが、算数は ついていけなさそう・・・。

クラス分け、科目別にしてほしいな ^^;

 

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5年 7月組分け ~自己採点~

先週の土日は、私の仕事がヤバすぎて、

「組分けは、息子くん、自由に頑張っといてくれ!」

という感じの我が家でした。

出遅れましたが、ようやく我が家も、5年 7月組分けの自己採点結果です。 

 

4科合計 約320点 ±α 

前回(3月組分け)差: 約 +10 点

補足)
・記述込み
・±αは、漢字・記述で変動

 

科目別は
・算数 約5割
・国語 約7割
・理科 約7割
・社会 約7割
といったとこでしょうか。

水曜には、もう採点結果が出るので(早っ!)、水曜に色々細かくみることにします~

問題は、国語しかちゃんと見ていませんが、今回の国語の物語文は爽やかでしたね~~! こういう文章は、読んでて、勇気出ますね!

「まだ5年の夏なんだから、ちぢこまってないで、大きな夢見てがんばろうぜ!」

というサピのメッセージがこめられているのかな と、勝手に前向きに解釈してみました(笑)

さー、クラスがなんであれ、これからいよいよ夏期講習ですね~~ 

 

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