学校選びの始めに向けた本
学校選びを始めるにあたり、悩ましいのは、
- 偏差値表を眺めていたところで、なにか答えが出るわけではない・・・ (むしろ偏差値序列ばかりが頭に残り、マイナスな気が ^^;)
- 学校が多すぎて、よくわからん
- 学校のHPを見比べても、違いがよくわからん
- 御三家の比較情報は、ネットや本で多く目にするが、正直、我が家には縁遠い話(泣)
あたりです、我が家の場合。
そこで、
「色々学校あるけど、うまくグルーピングして、俯瞰した整理を、誰かやってくれないもんかねぇ~」
と思うわけです(他力本願)。
そんな中、色々本を見ていて、
旧名門校 VS 新名門校 今、本当に行くべき学校と受験の新常識がわかる! (SB新書)
は、良いのではないかと思いました。
扱ってる学校の幅が広く & グルーピングがわかりやすい!
例えば、本の内容を紹介すると、
- 男女御三家(いつもの6校)
- 超進学校(豊島岡、渋幕、渋渋、聖光)
- 旧 一流進学校(駒東、海城、芝、桐朋・・・etc) vs 新 一流進学校(浅野、本郷、攻玉社・・・etc)
- 旧 大学付属校(普通部、中等部、早実、早稲田・・etc) vs 新 大学付属校(SFC、早大学院・・etc)
- ブランド校(暁星、東洋英和・・・etc) vs ニューウェーブ校(広尾、三田国際・・・etc)
- 国立付属 vs 都立中高一貫
というような整理になっています。
扱う学校数が多いため、一校一校の説明は薄いのですが、グルーピングがわかりやすく、数ある学校を、俯瞰して理解するのに、個人的には役立ちました。
(このグルーピングは一つの「考え方」なので、正しい/間違ってる議論は、一旦脇において・・・)
辞書みたいに 多くの学校が載ってる本は、色々あるものの(SAPIXも出してますが)、この本のように、グルーピングして、広く紹介している本は、あまりない気がします。
各学校の細かい情報ではなく、数ある学校を俯瞰して眺める目的であれば、おすすめの一冊です!
去年は、こういう俯瞰した視点がなく、とりあえず、約20校見に行ったが(詳細はこちら)、こういう本を先に読んでおくと、より良かったような気がします。