あすなろblog ~2021年 中学受験(SAPIX 通塾)~

2021年中学受験終了の息子の受験日記。サピックス(SAPIX)通塾でした。自己紹介→ goo.gl/Y5h61X

振返り2)”追いついた” 分岐点

前回のブログで、”引き離された”分岐点について振り返りました。

今回は、”追いついた”分岐点について、書いてみます。

 

6年 4~5月(休校期間中)

2020年は、この時期、コロナで学校が休みになるという未曽有の事態でした。

休校期間をどう使うか?

急にこの問いを突きつけられ、大変でしたね・・。

 

我が家は、「理科の立て直し」にあてました。

というのも、5年の夏以降、理科が完全に落馬し、6年2-3月頃には、理科の偏差値が、40前後へ。

これはヤバイ・・・。

 

私もかなりサポートに入り、ひたすら 土特の「知識の総完成」をやって、超基本から確認。(過去記事

 

偏差値40だと、「コアプラ」はキツイんですよね・・・

「コアプラ」は、ある程度わかっている子が、知識のチェックに使うのはいいんですが、根本が抜けてるときは、「知識の総完成」のように、体系的にまとまってる教材が勉強しやすいです。

 

夏前には、理科が偏差値50台に なったので、休校期間で基礎固めができたのは、救いだったかな・・(過去記事

従来は、「6年の夏休み」が基礎固めの最後のチャンスですが、2020年夏は、小学校の授業が延長されたり、時間がとりづらかったです。

ゆえに、休校期間中が、事実上 基礎固めの最後のチャンスだったのが、2021年組の特殊状況だったように思います。

 

6年 12月末~1月 最後の追い込み

誰しもが頑張る、1月の最後の追い込み。

「受験生は、最後の1分・1秒まで伸びる」という言葉がありますが、その通りかと。

 

合判SOの偏差値が、第1回から第4回と、偏差値50前半から40前半へ、きれいに右肩下がりに落ちた状態で迎えた1月。

危機感しかなかったです^^;

 

でも、本人は、

「AZ中諦めたくない、受けたい」

ということで、

第1志望 AZは変えずに突っ込む決意をした頃でした。

 

ただ、この偏差値で、AZ中対策を続けるのは、戦略的にアホすぎるので、12月末からは、2/2 TH中 をターゲットへ。
(結局、2/2TH 中はご縁はなかったのですが・・・^^;)

 

算数・理科の「基礎レベル」は持ちこたえていましたが、「入試標準レベル」が瓦解していました。

算数は、「解法力」「6年後半の通常授業」のテキストから、「サピの授業でやった かつ コベツバで重要指定」の問題を 150題位ピックアップし、それをひたすら復習して、標準レベルの取り戻しに注力。

 

理科は、「理科 SS単科」「土特・SS のX問題」から、物理・化学中心に立て直し。

 

本人も大変だったと思うし、特に理科は、私が相当サポートしたので、疲れました (><)

 

振返ると、この1月に、2/2 TH対策 と 入試標準レベルのやり直しに注力したのはよかった。(TH中は良い問題多かったなぁ~)

 

模試がないので、偏差値はわからないですが、ご縁があった学校の顔ぶれを見るに、40後半~50位までには戻せたんじゃないか説。

最後まで、AZ中対策でつっぱしっていたら、多分全滅してたと思います^^;

 

ーーーー

引き離された時期(↓)と、追いついた時期(↑)を振り返ってみると・・・

 

4年後半(↓)
親が教えるのではなく、授業内で理解できるよう、4年の内は「受講力(=授業のうまい受け方)」を高めるのが大事。

 

5年後半(↓)
5年夏から、入試重要単元が増え、かつ抽象的な内容なので、要注意!

 

6年休校期間≒夏休み(↑)
最後の基礎固めのチャンス

 

6年後半(↓)
4年~6年前半の 2.5年で築いてきた土台に、入試レベルを積み上げる段階。

しかし、我が家は、標準レベルの土台が危ういにも関わらず、2-3ランク上を狙ったため、積みあがらず瓦解・・(= 適切な 志望校レベルの設定が大事)

 

6年1月(↑)
最後まで伸びる。この時期は、小難しいことはせずに、入試標準レベルの総点検。

 

という感じで、「サピの保護者会」や、「受験本」で 散々言われていることを改めて実感・・・ というところです。

 

下の子(2026受験)に活かしていきたいと思います!

 

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