振返り2)”追いついた” 分岐点
前回のブログで、”引き離された”分岐点について振り返りました。
今回は、”追いついた”分岐点について、書いてみます。
6年 4~5月(休校期間中)
2020年は、この時期、コロナで学校が休みになるという未曽有の事態でした。
休校期間をどう使うか?
急にこの問いを突きつけられ、大変でしたね・・。
我が家は、「理科の立て直し」にあてました。
というのも、5年の夏以降、理科が完全に落馬し、6年2-3月頃には、理科の偏差値が、40前後へ。
これはヤバイ・・・。
私もかなりサポートに入り、ひたすら 土特の「知識の総完成」をやって、超基本から確認。(過去記事)
偏差値40だと、「コアプラ」はキツイんですよね・・・
「コアプラ」は、ある程度わかっている子が、知識のチェックに使うのはいいんですが、根本が抜けてるときは、「知識の総完成」のように、体系的にまとまってる教材が勉強しやすいです。
夏前には、理科が偏差値50台に なったので、休校期間で基礎固めができたのは、救いだったかな・・(過去記事)
従来は、「6年の夏休み」が基礎固めの最後のチャンスですが、2020年夏は、小学校の授業が延長されたり、時間がとりづらかったです。
ゆえに、休校期間中が、事実上 基礎固めの最後のチャンスだったのが、2021年組の特殊状況だったように思います。
6年 12月末~1月 最後の追い込み
誰しもが頑張る、1月の最後の追い込み。
「受験生は、最後の1分・1秒まで伸びる」という言葉がありますが、その通りかと。
合判SOの偏差値が、第1回から第4回と、偏差値50前半から40前半へ、きれいに右肩下がりに落ちた状態で迎えた1月。
危機感しかなかったです^^;
でも、本人は、
「AZ中諦めたくない、受けたい」
ということで、
第1志望 AZは変えずに突っ込む決意をした頃でした。
ただ、この偏差値で、AZ中対策を続けるのは、戦略的にアホすぎるので、12月末からは、2/2 TH中 をターゲットへ。
(結局、2/2TH 中はご縁はなかったのですが・・・^^;)
算数・理科の「基礎レベル」は持ちこたえていましたが、「入試標準レベル」が瓦解していました。
算数は、「解法力」「6年後半の通常授業」のテキストから、「サピの授業でやった かつ コベツバで重要指定」の問題を 150題位ピックアップし、それをひたすら復習して、標準レベルの取り戻しに注力。
理科は、「理科 SS単科」「土特・SS のX問題」から、物理・化学中心に立て直し。
本人も大変だったと思うし、特に理科は、私が相当サポートしたので、疲れました (><)
振返ると、この1月に、2/2 TH対策 と 入試標準レベルのやり直しに注力したのはよかった。(TH中は良い問題多かったなぁ~)
模試がないので、偏差値はわからないですが、ご縁があった学校の顔ぶれを見るに、40後半~50位までには戻せたんじゃないか説。
最後まで、AZ中対策でつっぱしっていたら、多分全滅してたと思います^^;
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引き離された時期(↓)と、追いついた時期(↑)を振り返ってみると・・・
4年後半(↓)
親が教えるのではなく、授業内で理解できるよう、4年の内は「受講力(=授業のうまい受け方)」を高めるのが大事。
5年後半(↓)
5年夏から、入試重要単元が増え、かつ抽象的な内容なので、要注意!
6年休校期間≒夏休み(↑)
最後の基礎固めのチャンス
6年後半(↓)
4年~6年前半の 2.5年で築いてきた土台に、入試レベルを積み上げる段階。
しかし、我が家は、標準レベルの土台が危ういにも関わらず、2-3ランク上を狙ったため、積みあがらず瓦解・・(= 適切な 志望校レベルの設定が大事)
6年1月(↑)
最後まで伸びる。この時期は、小難しいことはせずに、入試標準レベルの総点検。
という感じで、「サピの保護者会」や、「受験本」で 散々言われていることを改めて実感・・・ というところです。
下の子(2026受験)に活かしていきたいと思います!