あすなろblog ~2021年 中学受験(SAPIX 通塾)~

2021年中学受験終了の息子の受験日記。サピックス(SAPIX)通塾でした。自己紹介→ goo.gl/Y5h61X

振返り5)国語の家庭教師のこと

前回、サピックスについて、振返りました。

我が家は、国語だけ家庭教師の先生をお願いしておりました。

今回は、国語の家庭教師についての振返り。

 

国語の家庭教師をつけた経緯

新5年2月から、国語だけ家庭教師の先生をお願いしていました。

お願いした経緯を、5年の10月に、以下のブログに記載していました。

国語の家庭教師をつけてみて8ヶ月(1)

家庭教師をつけた理由としては、

1)国語には明確に方法論がある。

2)でも、俺には教えられない

3)国語って、入試では、算数と同配点

4)うちの子は国語はセンスある気がする(笑)

本当は、サピ以外に手を広げるのは、すごく嫌だったのですが、まずは、試してみようということで。

でした。

家庭教師をつける目的が、「国語の方法論の習得」にあったので、学生講師はパス。

プロ講師にお願いしました。

 

で、成績は?

6年SO の国語の 4回平均偏差値は、約50 でした。

ふつーー ですね^^;

 

AZ中 SOは、我が家的には、健闘しており、一度 国語偏差値 約60 のときがありました。

 

また、定性的な話になりますが、

  • 過去問は、4科の中で、国語が一番戦えた
  • AZ中過去問でも、国語だけは、なんとか戦えるライン(6割)に食い込める時があった
  • サピのSS AZで、国語については、「合格点(6割)狙えますよ!」と サピにも言ってもらえる状態だった (他は、厳しかった・・・(笑))

ということを考えると、国語については、4科目の中で唯一 「仕上がった」レベルだったと思っています。

これは、サピの先生はもちろん、国語の家庭教師の先生の力が 大きかったと思っています。

 

 

どういうことを教えてもらっていたか?

↓にも書きましたが、授業自体は、きわめてオーソドックスなものでした。

国語の家庭教師をつけてみて8ヶ月(2)

 

「偏差値爆上げの魔法テクニック」みたいなものは一切なく、

  • 漢字/語彙
  • 文章を構造的に読む
  • 選択肢問題 → 選択肢文を分割して、正誤判定
  • 記述問題 → 本文内容から材料を集め、編集して答案作成
    ・・・

のように、どの塾でもやるであろう内容を、地道にひたすらやっていたという印象です。

逆に言うと、「王道なし!」なんでしょうね。

 

 

何が良かったのか?

子どもを見ていて、二つ感じました。

1つめは、「解法が明確になっていた」ことです。

「選択肢問題」「記述問題」中心に、明確に論理的に解いていました。

どうしても国語は、「なんとなく」で解いてしまいがちなところを、

「●●だから、これが正しい」

「〇〇の要素が入ってるから、この記述はOK」

というように、明確に解いていたので、「すごいな~」と思いました。
(私は国語超苦手の理系男子だったので^^;)

 

2つめは、「記述に強くなった」ことです。

AZ中のように、上位校は記述量が半端ないですが、それにひるむことなく、立ち向かい、SS AZでも、国語(だけ)は戦える点をとってきてました。

 

家庭教師のメリットとして、「記述対策」は明確にあると思います。

丁寧に見てもらえますし、なぜ、これでOKなのか、残り何の要素が足りないのか といったところを、丁寧にみてもらえていました。

(まー、サピでも過去問提出すれば添削してもらえますけどね^^;)

 

 

先生との相性は、超重要

家庭教師は、先生との相性が超重要だと思いました。

幸いにも、我が家がお願いした国語の先生 と うちの子は、相性がとても良かったようで、2年間、スムーズに過ごすことができました。

子どもも、先生に絶大な信頼を置いていました。

 

国語の先生がよかったので、他の科目の家庭教師を試したこともありましたが、こちらは先生との相性が、全然あわず、お試しだけでやめました。

人と人なので、相性が本当に大事だと思います。

 

ーーーー

と、ここまではよかったことを書きました。

もちろん、国語の家庭教師の先生には、大大大感謝しています。 

一方で、振返ってみて、まだ自分なりに答えが出ていないことを、迷いとともに書いてみます。

 

本当に国語の家庭教師は必要だったのか?

我が家が、AZ中に受かったりしていたら、手放しに、

「国語の家庭教師必要です! ! 先生ありがとうございました!!」

と書いているでしょう。

 

うちの受験結果は、まー、普通ですし^^; 、成績も上記の通り偏差値50位なので、

「本当に国語の家庭教師は必要だったのか?」

「費用に見合ったのか?」

という疑問はわいています。

 

プロ講師の費用は、ほんと高いです!!

ここに相場がでていますが、我が家も この相場感(より高め)の費用をお支払いしてました。

なので、2年間家庭教師つけると、150万~200万円 位の金額を払うことになります(サピックス費用に加えて!!)

 

 

サピの国語をちゃんとやった場合、どうなったのだろう?

我が家で起きていたこととしては、

「家庭教師の国語に時間を捻出する分、かわりに、サピの国語の復習優先順位は、おもいっきり下げる」

ことでした。

 

なので、サピの国語を、ちゃんと復習していたらどうなっていたのかな・・? とは思います。

 

例えば、国語Aの「解法メソッド」(5年後半から始まる 国語の解き方を学ぶテキスト)を、ちゃんと勉強していたらどうなっていたのだろう?

とか

6年の過去問記述添削で、ただ採点してもらうだけでなく、加点減点要因を先生に都度確認したり、解き直し版の再添削までやっていれば、どうなっていたのだろう?

などなど・・。

 

あくまで想像の域は出ませんが・・・

2年で、150-200万円位の費用を払い、

「家庭教師をつけて国語やっているから、その分、サピの国語の優先を下げる」

って、コスト効率上は、あまり よいやり方ではないですね・・。

 

 

安心感は得られたが、受験は4科目なんで・・・

家庭教師のおかげで、国語は、4科目の中では、相対的にできるようになりました。

その点では、国語の家庭教師の先生には、本当に感謝しかありません。

 

我が家は、算理が、かなり厳しかったので、その中で国語がマシだったのは、本当に助かりました。

 

国語って、やっても伸びるのかよくわからない科目なので、入試直前期に、過去問の国語ができない場合、

「どうしたらいいんだろう・・・」

と、八方塞がりな気分になっていたかもしれません。

 

過去問において、国語(だけ)は戦えていたので、我が家に このストレスはなく、その点はよかったです。

 

が、入試は、「4教科」で決まります。

我が家は、その分、算数・理科 が仕上がりには 遠い状況にいました。

4科のバランスという点では、どう振り返るのがよいですかね・・・?

 

国語にあてる時間を、もっと 算数にあてるべきだったのか・・・?

いや、その前に、勉強量の絶対量が足りなかったとは思うが・・。

 

ーーーー

というわけで、私自身、

「国語の家庭教師をつけるべきか?」

については、まだ 評価について迷っています。

その迷いを、そのまま 振返りとして、書いてみました。

(長い割に、結論がなく、すみません・・・)

 

ただ、国語で習ったことが、大学受験にも、一番活きそうかな~

文章の 単語・内容は、もっと難しくなると思いますが、問題へのアプローチは、ほぼ近いものがあるように感じます。

 

では、今回はこの辺で!

 

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