中学受験ブログでの錯覚
中学受験個人ブログ界隈での お楽しみコンテンツといえば、なんといっても
「自己採点祭り」
かと思います(笑)
ただ、中学受験個人ブログをやっていらっしゃる方は、上位層の方が多いので、そういった方々の自己採点記事ばかり拝見していると、
「あれー、今回の模試は 偏差値上位層が多いのかなぁ~?」
と、下図のような錯覚に陥りそうになります。
で、正式な結果が返ってきて、偏差値・人数グラフを見ると、当たり前のように下図なわけで、
「そ・・・、そりゃそうだよな^^; (偏差値の計算ロジックからして)」
と思うわけです。
偏差値50前後の人が、一番人数多いハズなのだが、この偏差値帯のブログが、一番見かけない気がする・・・。
(うちは、オープンに書いてますが・・・。とはいえ、書きづらいのはわかる気もする・・・。)
まー、中学受験個人ブログは、完全趣味の世界なんで、書きたい人が書けば、それでいいと思いますが(^^)
ふと、前々から思っていたことを、書いてみました。
それでも志望校は
前回のブログで、学校別SOの厳しい結果について触れました。
今回は、こういう結果だったものの、我が家は「麻布志望」の旗は下げずに、このままいくんだろうな~ と。
4~5年の頃に、妻・私(時々子ども)で、色々と学校を見に行きました(当時のブログ)。
その上で、妻と私の中では、「〇〇中、▲▲中 あたりが、うちの子には向いてそうだねぇ~」という候補があり、それとなく、子どもに薦めて、誘導しようとしていました(笑)
夏前に、サピの保護者面談があり、志望校をちゃんと決めるかということで、
「〇〇中を目指すのがいいよね~」という会話を、子どもとしたところ、
「俺は、麻布に行きたい」と。
(え・・・ 麻布・・? さすがに無理じゃない・・?
そこまでの、やる気と覚悟が、こっちにはないぞ・・^^;)
と思ったのですが、本人の意志は固く、サピ先生と本人での会話もして頂いた上で、麻布を目指すことに。
実力的にはギャップが大きい志望校ですが、「自分から言い出した学校を目指す」というのは、うちの子には、とても効果があった気します。
自分から言い出した ”麻布” に決めてから、ようやく、中学受験が、子どもにとって、やらされ感から、「自分事」になった気がします。
勉強前の、ダラダラ・ウダウダ時間が、明らかに短くなったし(まだ多少はあるけど(笑))、あれだけ嫌がっていた 朝勉強も、さすがに少しはやるようになりました。
子どもから、ギブアップを言わない限り、このまま進んでいきましょう!
(とはいえ、親の覚悟がまだ追いつかず・・・^^;)
切ない → 学校別SO
日曜に 学校別SOが返却されました。
我が家は、本人の強い希望で、「麻布」を第一志望にしております。
偏差値的には、ちょーーーー 厳しいのですが、夏休み前に本人と色々話をし、また、サピ先生から本人とも話をして頂いたのですが、本人の志願度が、(親の想像以上に)高いので、
「じゃー、麻布目指して、がんばれ!」
ということで。
今回の学校別SOについては、某掲示板にて、「今年と去年同じ問題!」だとかで、盛り上がっていました。
が、去年と同じ問題であるがゆえに、去年の受験者成績&実合格状況を紐づけた 「過去との比較資料」なるものがあり、これが見ていて、非常に興味深かったです。
早速、
「我が家の 4科合計点で、去年の受験者で受かった人は?」
ってことで、見てみると、
「合格率0%」
でした。
まー、これが今の立ち位置だよな^^;
過去問やってて感じてはいたが・・。
がんばろう!
第1回 合判SO ~自己採点~
合格力判定SO 4回シリーズの1回目。
自己採点するの嫌だなぁ~・・・ と思っていたのですが、ショック受けるなら早いほうがよいと、結局自己採点しました。
今回の自己採点結果は以下です。
4科合計 約315点 ±α (±αは、漢字・記述で変動。)
前回(8月マンスリー)差: 約 ±0 〜 +5点
科目別(記述込み)は
・算数 5割中盤
・国語 6割
・理科 7割
・社会 7割中盤
といったとこでしょうか。
我が家のレベルは、偏差値50を超えたい ~ 目指せ55超え というレベル。
8月マンスリーに比べると、平均点は大幅に高い模様ですね (99.9さんアンケートを見てると)
うーん、偏差値50 超えるかなぁ・・・。厳しいかな。
「4回合計で見ていきましょう。1回1回で一喜一憂はやめましょう」
というサピの先生の話があるものの、1回1回 気になっちゃいますね。
算数の小問集合を落としまくっているのが気になる・・・。
一日一日を大切にしていきたいです!
ここからの5か月
サピの保護者会の話を聞いたり、SSのパンフを見たりしていると、ここからの5か月のために、今までの 2年半(新4年2月~)があったのではないかと感じます。
これまでの2年半のINPUTで、蓄えてきたことを(我が家は、蓄えきれてないところもあるけど^^;)、演習で OUTPUTしまくって、鍛えていくんだな~と。
ただ、このOUPUT鍛錬についていくには、INPUTが必要。
その準備に、これまでの 2年半があったと。
INPUTを振り返ると、6年は 5年の復習+α って感じだったので、INPUTという観点でみると、やはり5年が重要だったのかなとも思います。
(5年のときは、そこまでの認識が足りず・・)
4年は、確かに5年のベースになっている部分があるかもしれないが、どちらかというと、「まずはサピに慣れましょう(地理除く)」だったのかなと。
とはいえ、昔を振り返ってもしょうがないので、OUTPUT鍛錬の中で、INPUTの ヌケモレがボロボロ出てくるから、そこの穴埋めをちゃんとやる。
一方で、一番期待したのは、OUTPUT鍛錬の中で、これまでINPUTしてきたことを俯瞰してとらえることで、INPUTしたことがうまくつながり、より本質的な理解に至るという「脳内化学変化」が起きないかなぁ~ ということ。
我が家でいうと、算数の各種解法を、「操作」として覚えてしまっており、たぶん、「意味の理解」「解法の本質理解」まではいってない。
だから、勉強時間の割に、偏差値が伸びないんだろう(算数のS偏差値50を下回ることが多い)。
OUPUT鍛錬の中で、INPUTしてきた各種解法パターンをぶつける中で、うまくいけば、
「そうか、●●算って、本当はこういう意味だったんだ」
「こういう時に、●●算が使えて、△△算は使えないんだ。なぜなら・・・」
みたいな、発見が多くおきてほしい。
これは、大学受験も一緒だと思うけど、「脳内化学変化」がおきまくるときが、一番伸びるんだよな~~。
「INPUTのヌケモレ塗り直し」と「脳内化学反応」のどちらが多く出るかで、伸び方も変わってきますが、「残り、伸び余地しかない!」と信じ(笑)、ここから 最後の5か月を見守りたいと思います~