単位変換(速さ)
今回は、単位変換の「速さ・時間」の話。
サピでは、B-33 から「速さ」が始まりました。
超超超超超重要単元なので、しつこく復習していますが、ここでもまた「単位変換」で、我が子の脳はウニ状態に・・・。
脳がウニ状態になったのは、
「2時間は、□分?」 のときは、✕60 なのに、
「時速2kmは、分速□km?」 のときは、÷60 になるということ。
最初、ケアレスミスかなと思っていたが、どうやら、根本的に何かがわかってない様子・・・。
子どもの頭の中を、丁寧に把握しにいくと、
- 時速: 1時間に進む距離
- 分速: 1分間に進む距離
という定義の理解自体が曖昧だった。
(時速も時間だと思っていたっぽい。。。)
まー、言われてみれば、言葉は似てるしな・・・
(初めて習う概念はこんなもんだろう^^;)
速さの定義をしっかり覚えた後に、時速→分速のイメージを以下の図で説明。
「時速は1時間で進む距離で、分速は1分間で進む距離。1時間には1分の線が60個あるんだから、1個にするには、60で割ればいいよね~」と。
これで、一気に腹落ちしたようで、「時速⇔分速⇔秒速」 の変換は大丈夫かな・・と。サピテキストの速さ変換問題も、ようやく間違わずにできるように・・・(疲れた・・)
今の段階では、×60, ÷60 のパターンを暗記するのではなく、意味を考えながらやったほうが、急がば回れでよいのかもしれませんね。
あと、速さの変換は、「時間の変換(時間⇔分⇔秒)」と「距離の変換(km⇔m)」をわけてやることも、頭の混乱を避ける上で大事!
というわけで、わかってる人にとっては、超当たり前のことを、長々と書いてきましたが、ネットを探すと、こんな記事もあるくらいなので、我が子だけでなく、割とつまづきポイントなのでしょうか???
【速さの単位換算法】時速を分速に変換するとき60で割るのは何故? – みみずく戦略室
中学生向け(高校受験向け?)にもこんな記事がある位なので、中学生でも混乱してるのかしら?
【中学数学】速さの単位変換・換算の2つの方法 | Qikeru:学びを楽しくわかりやすく
大人が肌感覚レベルで把握していることに対して、子どもが躓いているとき、何がわかってないのかを見抜くのは、相当難しいですね~・・・
子どもの思考プロセスの「コマ送り」が必要。
ほんと、日々勉強になります。