一人反省会(4年 12月マンスリー)
4年生12月マンスリーで、算数の玉砕感が半端ないので、親一人、ビール飲みながら、一人反省会!
対策が不十分であれば、「もっと勉強必要!」の精神論的反省で終わるのですが、今回は、私として、かなり自信もって、子どもを送り出したつもりでした^^;
試験範囲のテキストAB 4回分、図形ベイシック、デイチェ と、復習を全範囲念入りにやっていたので。
でも、逆に清々しいですね!
高校野球で言うと、自信満々のストレートを投げ込んだら、あっさりセンターバックにホームラン打たれたみたいな。「サピ半端ないね!」 みたいな。
って、たとえ話はどうでもいいので^^; 、本題へ。
何が悪かったのかねぇ~
テキストとテストを比べながら分析していると、我が家の場合、大きく2つ見えてきした。
1)大問1~2 より「計算ミス」
- 大問1~2で 計13問中5問、計算ミスで落としてます。うーん、ここは、ミスは1~2問で行きたいところ!
- ただ、いつまでも、「計算ミスだな」で片付けてはいかん! 思考停止!
- 先輩保護者ブログや、勉強法ブログをみると、「計算ミス」に本気で向き合ってる方々は、「計算ミス」のパターン分析をするなど、計算ミス撲滅にちゃんと取り組んでますよね・・・。
- 我が家も、「計算ミスパターンの洗い出し」「計算ミスを防ぐための工夫」を、4年生のうちから、していかねばだな。例えば、こういう記事(かるび勉強部屋 さんより)のような。
- 微笑ましかったのは、大問1の (10)で、「4と1/3」 のところを、「4.3333・・・」とかいていた(笑)
- 割り切れないときは、分数でいいんだぜ~~! でも、こういうのも、やってないとわからないよね。 (とはいえ、計コンで、割り切れない答えを分数で書くパターンがあったような?)
2)大問3~4 より 「わかる、できる、本質がわかる」の差
へぇ~!? なんでだろう??
↓
問題とテキストを見比べると、一つの仮説が。
「テスト問題 と テキスト問題の類似度」じゃないかと。
大問4は、問題の設定が、一見面倒ですが、テキストの問題そのものに近いです(=テキストからのひねりが少ない)。
例えば
(1)→ B-30 p.7の1。水を加えるか、抜くかの違いはあるが、問題設定は同じ。
(2)→ B-30 p.9の 2。石をいれた絵がない & 誘導がない という違いはあるが、問題設定は同じ。
(3)→ B-30 p.11 の2。完全に同じ。違いは、テストの方が数字の桁が大きく計算ミスしそうな点のみ。
(4)→ A-31 p.13 の1。完全に同じ。むしろ、テストのほうが、こぼれる水の量をきいてないので、解きやすい。
一方で、大問3の方は、
(1)→ 下がるグラフは、B-31の p.5 の2 にあるのだが、途中の水の量から時間を求めるパターンは初めて
(2)→ 「2つのポンプが1つ故障する」という設定の読み取りが初 (って、できてほしいが・・・)
(3)→ B-31 の p.7 の(3)と完全に同じ。これは解けた。
(4)→ X軸の値から、Y軸の値を求める問題は、完全な類題はない。
うーん、大人からみると、大問3 もテキストと
「ぶっちゃけ、ほぼ同じじゃない?!」
と思うのだが、我が子にしては違うんだろうな・・・。
グラフの読み取り問題って、
・時間あたりの水量(or高さ) × 時間 = 総水量(or高さ) の関係性
・上記の式のうち、2つがわかれば、残り1つが求まる
という「概念レベル」で理解ができていれば、問題文から必要な情報を集めて、解けるハズ。
わが子の場合、テキストの「1問1問の解き方」は、わかっていたので、テキスト問題は解けていたが、「本質的な概念レベルでの理解」が、できていなかったということかと。
うーん、このあたりは、「暗記算数勉強法」の危ないところだなぁ~・・(反省)
よく語られることとして、
「”わかる” と ”できる” は違うんだ!!だから、先生の話きいて"わかる" だけじゃなくて、自分で、"できる" ところまでやれよ~ 」
というのはあります。
ただ、「できる」と「(本質/概念が)わかる」の間にも、大きな壁がありますね。
問題が解けていると、「概念もわかってるよね~」と思ってしまいがちだが、そこは必ずしもそうではないと。
この仮説、わりと正しそうな気がする。
これからは、ただ解けるだけではなく、「概念レべル」の抽象度で理解しきれているのかも、試してみますかね。
でもどうやって?(笑)
算数勉強法は、奥が深くて、探求のやり甲斐がありますね~~~~