あすなろblog ~2021年 中学受験(SAPIX 通塾)~

2021年中学受験終了の息子の受験日記。サピックス(SAPIX)通塾でした。自己紹介→ goo.gl/Y5h61X

親解き 国語感想(4年 12月マンスリー)

サピのマンスリーの国語は、文章&問題ともに、なかなか面白いので、毎回解いてみることにしています(って、こんな余裕ぶっこいてるのも、4年のうちだけか^^;)

大問1・2

  • 「漢字、コトノハ、言葉ナビ頑張るべし!」ということで、詳細割愛!
  • ってか、「敬語」が一問もでませんでしたね・・・(試験範囲なので、かなり対策していたが^^;)。

大問3(物語文)

  • 登場人物 多すぎ!!(笑)
  • 一回読んだだけでは、誰が誰だか、あまり理解できず^^;
  • とはいえ、登場人物についての設問がある位だから、登場人物が多い中で、「ちゃんと状況把握できてますか~?」 というのは、問われてるのね。
  • ただ、大問3は、文章の設定が理解できれば、選択肢問題は、比較的解きやすい感があります。どの設問も、2つまでは容易に絞れるし、2つから1つへの絞り込みも、まー、それなりにやりやすいかと。
  • ただ、問5 の 記述はムズイっすね・・・。「あつしが僕を守ってくれた」理由ではなく、「前後の会話の状況踏まえ、なぜこの発言をしたのか?」 を答えるのね・・・。2段階位、先読みする力が必要な感じ。

大問4(説明文)

  • 文章が難しい!!! (そりゃー、大人は読めるけど)
  • 小学校4年生で、「雪との共生」とか「地域社会の役割」って、なかなかイメージしづらいんじゃないですかね~??? でも、それでも読めちゃうのが、サピ生(の上位)なんだよな! (@_@)
  • テーマは難しいものの、「安塚の例」から、抽象化してテーマをとらえられてますか~ ということが、問われているのかな。
  • でも、テーマが読み取れてしまえば、選択肢問題は簡単。今回の物語文よりも、選択肢の正誤を切るのはやりやすい気が。ゆえに、「読めた子」と「文の意味がわからず終わった子」で、めちゃくちゃ差がつきそう。(わが子は、後者・・・^^;)
  • 記述は、2問とも難しいですね~。
  • ただ、私の愛読書(笑)の「文章読解の鉄則」には、「”逆説”や”皮肉”の記述は、”両極要素”を考えよ(=対比型の記述)」という鉄則が出てるのよね。まさに今回の記述1問は、「皮肉」が問われており、受験国語的には典型題なのでしょうね。練習練習~
  • もう1問の記述、「雪との共生に必要なこと」は、答えとして、まとめきるのが難しいですね。文章から情報をあつめて、編集する力が必要。社会人的にいうと、「要は、こうこう、こういうこと」って言える力。これは、日ごろからの練習がものを言いますね・・・。やっぱり、国語は練習が必要だなと、思わされる一問。
  • 説明文は、ある程度「テーマのストック」を、持っておけると強いですね。「自然」というテーマだけでも、いくつか典型的な ”お話のパターン” がありそう。
  • 例えば、今回みたいな、「自然と人間の共生」や、「自然を克服しようとしたら、人間がしっぺがえし食らった」とか、「西洋は自然を征服、東洋は自然と人は共存」などなど。テーマストックがあると、初めての文章に対して、ある程度、「こうくるかな?」と予想はつくし、読み解くヒントになりそう。
  • この本(大学受験国語向けの本ですが)に、評論文のテーマの「ストックノートを作るべし」と書いてありましたが、ほんとは、毎回のサピのテキストから、テーマストックノートつくっておくと、国語強くなるだろうな・・・(手が回ってないが)
平均点はどうでしょうね~~?
 

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