受験国語のオススメ本(番外編2)
先日より、受験国語のオススメ本の紹介として、
・中上級者(の親向け)の、「中学受験国語 文章読解の鉄則の記事」
・初学者向けの、「読解力アップ直結問題集の記事」
・番外編として、「中学受験国語 「気持ち」を読み解く読解レッスン帖」
(番外編=我が家は使いこなせてないが、本としてはオススメ)
を書いてきました。
今日は、国語のオススメ本紹介の(一旦の)最終回として1冊。
今日の一冊は、
現代文の勉強法をはじめからていねいに (東進ブックス TOSHIN COMICS)
です。
大学受験国語で超有名な出口先生の本です。(多数の著作がございますが)
大学受験の本なのですが、ベースの考え方は、中学受験国語にも、完全に通用する内容と感じたので紹介です。
どんな本か?
- まずなんといっても、「マンガ」なので、めちゃめちゃ読みやすい!
- 内容は、中学受験国語にも完全に通用する内容で、中学受験国語 文章読解の鉄則 の前に読むと、「文章読解の鉄則」への理解が、より深まる気がします。
- 「現代文」(中学受験では説明文)は「論理の教科」であり、「小説」(中学受験では物語文)は、「100%客観的に解ける」という思想の下、どういう考え方・解き方で、問題に臨めばよいか、そのエッセンスが紹介されています。
- 大学受験で国語を勉強した人にとっては、当たり前の内容かもしれませんが、大学受験で国語が超苦手だった私は、「へー」「ほー」という感じでした。
- 後半に具体的な勉強法があり、「バイブル本」でフォームを固めて、「問題集」で練習を重ね、過去問へ という考え方は、参考になります。
- 結局のところ、「受験国語」という教科は、出題者からの問題を解く以上、客観的な答えが求められ、結果、論理で解き切れる必要があります。この点は、「大学受験国語」も「中学受験国語」も同じなのだなぁと。
この本のいいところ
- マンガでライトに読めるところでしょう!
- 子どもに読ませる必要はないと思いますが、「受験国語とは何か?」というエッセンスを、「親」が掴むうえでは、非常にわかりやすい本だと思いました。