受験国語のオススメ本(2)
「我が家は、サピ教材以外に手を出しません」という方針でいこうと思うのですが、
一冊だけ、手を出した本があります^^;
それが、
小学校の国語 学習塾トップ講師がすすめる 読解力アップ直結問題集
です。
先日、この記事で紹介した本 よりも、もっと基礎的な本です。
どんな本か?
- 国語の文章を読むには、「接続詞」の理解が不可欠です。
- 接続詞が文章の論理を司るので、接続詞の働きを正しく理解する必要があります。
- 接続詞を掴めれば、文章の流れ・構造が見えてきます。
- この本は、上記内容を、小学生にもわかりやすいように示した、参考書 兼 問題集です。
この本のいいところ
- 接続詞の働きである、「原因/結果」「逆接」「具体/抽象」といった概念を、絵を使い、イメージで伝えてくれています。
- 接続詞の勉強をした後は、文章の構造を理解する練習があります。
- これにより、「文と文の関係」→ 「文章の構造」という順序で、無理なく学ぶことができます。
- 一日10分くらいのドリルが、約30日分ついていて、毎日少しづつやることで、力がつきます。
この本を見つけたきっかけ
- 我が家は、4年生でサピに入ってすぐの、3~5月のマンスリーで、国語のサピ偏差値が、ずっと40台でした。「困ったな~」と思い、よい方法はないかと探していたときに、見つけたのがこの本でした。
- 大人にとっては、「原因/結果」「具体/抽象」「逆接」「対比」などは、当たり前の概念になってしまっています。でも、子どもには、これがわかりづらいのです・・・(そりゃ、そうですね)
- こどもに、この本をやらせてみたところ、できないところがボロボロ出てきました。「そりゃー、接続詞がわからなかったら、文章読めないわな!」と合点がいきました。
- この本をやってからは、国語の偏差値は50を切らなくはなりましたし、サピの国語の授業の理解度も、底上げされた感があります。
この本の使い方
- 国語のサピ偏差値が50切ってる場合は、まず、この本をやった方がいいと思います。(接続詞は、国語の「基本のキ」なので)
- 一日10-15分位のドリル形式なので、毎日やります。一日に一気にやるのではなく、毎日1ドリルづつやるのがよいです。
- ドリルは約30日分あるので、一周やるのに、1ヶ月位です。
- 我が家は、「二周」やりました。二周目をやると、バラバラだったことが、つながって理解できたようで、子どもの理解度がグッとあがりました。
- この本は書き込みながらやる本なので、「コピーとる」 もしくは 「二冊買う」のがよいです (我が家は、コピーめんどくさくて^^; 、二冊買った)
シンプルですが、丁寧に作られている本です。
「接続詞」「文章構造」といった、普通に説明したら、子どもが超つまらない内容を、絵を中心にイメージで伝えて、わかりやすいです。
小分けのドリルで少しづつ達成感が得られるのもGOODです。
国語の基本のキとして、オススメの一冊です。