あすなろblog ~2021年 中学受験(SAPIX 通塾)~

2021年中学受験終了の息子の受験日記。サピックス(SAPIX)通塾でした。自己紹介→ goo.gl/Y5h61X

受験国語のオススメ本(2)

「我が家は、サピ教材以外に手を出しません」という方針でいこうと思うのですが、

一冊だけ、手を出した本があります^^;

それが、

小学校の国語 学習塾トップ講師がすすめる 読解力アップ直結問題集

です。

先日、この記事で紹介した本 よりも、もっと基礎的な本です。

どんな本か?

  • 国語の文章を読むには、「接続詞」の理解が不可欠です。
  • 接続詞が文章の論理を司るので、接続詞の働きを正しく理解する必要があります。
  • 接続詞を掴めれば、文章の流れ・構造が見えてきます。
  • この本は、上記内容を、小学生にもわかりやすいように示した、参考書 兼 問題集です。

 この本のいいところ

  • 接続詞の働きである、「原因/結果」「逆接」「具体/抽象」といった概念を、絵を使い、イメージで伝えてくれています。
  • 接続詞の勉強をした後は、文章の構造を理解する練習があります。
  • これにより、「文と文の関係」→ 「文章の構造」という順序で、無理なく学ぶことができます。
  • 一日10分くらいのドリルが、約30日分ついていて、毎日少しづつやることで、力がつきます。

この本を見つけたきっかけ

  •  我が家は、4年生でサピに入ってすぐの、3~5月のマンスリーで、国語のサピ偏差値が、ずっと40台でした。「困ったな~」と思い、よい方法はないかと探していたときに、見つけたのがこの本でした。
  • 大人にとっては、「原因/結果」「具体/抽象」「逆接」「対比」などは、当たり前の概念になってしまっています。でも、子どもには、これがわかりづらいのです・・・(そりゃ、そうですね)
  • こどもに、この本をやらせてみたところ、できないところがボロボロ出てきました。「そりゃー、接続詞がわからなかったら、文章読めないわな!」と合点がいきました。
  • この本をやってからは、国語の偏差値は50を切らなくはなりましたし、サピの国語の授業の理解度も、底上げされた感があります。

この本の使い方

  • 国語のサピ偏差値が50切ってる場合は、まず、この本をやった方がいいと思います。(接続詞は、国語の「基本のキ」なので)
  • 一日10-15分位のドリル形式なので、毎日やります。一日に一気にやるのではなく、毎日1ドリルづつやるのがよいです。
  • ドリルは約30日分あるので、一周やるのに、1ヶ月位です。
  • 我が家は、「二周」やりました。二周目をやると、バラバラだったことが、つながって理解できたようで、子どもの理解度がグッとあがりました。
  • この本は書き込みながらやる本なので、「コピーとる」 もしくは 「二冊買う」のがよいです (我が家は、コピーめんどくさくて^^; 、二冊買った)

 シンプルですが、丁寧に作られている本です。

「接続詞」「文章構造」といった、普通に説明したら、子どもが超つまらない内容を、絵を中心にイメージで伝えて、わかりやすいです。

小分けのドリルで少しづつ達成感が得られるのもGOODです。

国語の基本のキとして、オススメの一冊です。

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