あすなろblog ~2021年 中学受験(SAPIX 通塾)~

2021年中学受験終了の息子の受験日記。サピックス(SAPIX)通塾でした。自己紹介→ goo.gl/Y5h61X

サピ国語 「天のシーソー」

# 前半はサピ内輪ネタ です

冬期講習あたりから、次の5年生を見据えてなのか、各教科、ぐぐっと難易度があがってきた感じがします。

その中で、今回の国語 B-34の「天のシーソー」ですが、私自身もテキストを読み、子どもから授業解説も聞きましたが、

超むずかし~~!!!!
(のは、我が家だけか?)

内容として、

・人の「外見」だけで、人の「中身」を評価してしまう人間の性質

・そのような行為に対する罪悪感

・罪悪感の高低を、比喩として、「シーソー」に投影

・・・って、こんなん読み取れる 小4っているの!?!? ^^;

 

とはいえ、うちの子のクラスの先生(ベット上位です)は、「今回は難しいよ」とおっしゃっていたそうなので、サピ側も難しいという認識でやっているのかとは思いますが。

でも、5~6年生になったら、こういうのを読み取り、設問を解けるようになっていく必要があるのだよ という先出しなのでしょうね。

いやはや、大人の方が勉強になるわ・・・、こういうテーマ・・・。

 

中学受験国語本である、「中学入試国語のルール (講談社現代新書)」にこんなことが書いてあります。

(中学入試)国語が求めているのは

1. 辞書に載っている言葉の意味や使い方を知っていること

2. 前後の文脈をきちんと読めること

3. 文章全体としてないを言いたいのかを理解すること

4. 現代社会が私達に何を求めているのか(世間の常識)を知っていること

教室は、1→3 を順に教えていくが、試験では、4→1 へと理解していくことが必要というのが、著者(石原さん)の意見で、4 については

「世間の常識はこういうものだろう」とか「みんなはこういうときにはこういう風に思うのだろう」といった、世間やみんなを一段高いところ(「メタレベル」)から見て答えを考える子ども。ちょっとひねていますが、成績は高い所で安定しているはずです。
ちなみに、私(筆者)はこういうひねた子は嫌いではありません。

という見解を持っています。そして、「小説のパターン(物語の型)」を見抜いて、問題を解くことの重要性を説いています。

中学入試国語の読み方・解き方は、このブログの記事で紹介した本が、神だと思っていますが、読み方・解き方をマスターすることに加えて、

「小説のパターン(物語の型)」や「説明文のテーマ」の引き出し

を、今後どれだけ広げていけるかは、大事な勉強なのでしょうね。

いやー、国語の勉強って、つい後回しにしちゃいがちだが、やれば絶対伸びるな~

 

ちなみに、この「中学入試国語のルール (講談社現代新書)」という本は、本の大部分は、入試問題と、著者による解説なのですが、真髄は冒頭の序章だと思います。40ページ位ですぐ読めるので、「中学受験国語」についての理解を深めるには、オススメです!

 

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