勉強計画 ~需要と供給~
サピ5年の授業が始まり、2周目に突入しました。
1週間まわしてみて、保護者会で聞いた時よりは、だいぶ様子がわかってきました。
今後は、今たててみた、仮の週間勉強計画を、ブラッシュアップしていきながら、3月上旬位(4周目位)には、リズムを固めたいな~と思っています。
勉強計画を立てるにあたっては、
・やるべきこと =「需要」
・勉強時間 = 「供給」
のバランスが大事ということは、ここに書くまでもなく、当たり前のことかと思います。
計画を立てる際には、
需要(やるべきこと)を決めて、必要な供給(勉強時間)を定める
という やり方が普通かと思いますが、去年1年間、サピックスで過ごしてみて感じたのは、
「これは ”逆”にした方が、精神的に平和な(笑)計画になるのでは?」
ということです。
我が家は、サピ入塾当初、ご多分にもれず、
需要(やるべきこと)を決めて、必要な供給(勉強時間)を定める
という「需要→供給 スタイル」で計画を作っていました。
が、これだと、
- サピは、そもそも宿題が多くて、「やれないこと」ばかりが残り、ストレスがたまる
- やるべきことは際限がない。サピの課題だけでなく、「あれもやったほうがいい・・・」「これもやったほうがいい・・・」となりがち (=需要は膨らむ)
- でも、こどもはそんなに勉強できない(=供給は、そんなに増えない)
- そして、子供に対して、「もっと勉強してくれよ~~~」というストレスだけがたまっていく
結局、親にも子どもにも、「未完了」の感情が残り、非常によろしくない状況でした(><)。
そこで、思ったのが、これは「発想を逆にすべき」だと。
供給(勉強時間)を決めて、その範囲内に、需要(やるべきこと)を抑える
(そして、収まらないものは、「やらない」と決め、割り切る)
という、「供給→需要 スタイル」 で計画を作ることにしました。
具体的には・・・
- 供給(勉強時間)は、子どもが”毎週毎週続けられる範囲”の勉強時間で、「現実ライン」で設計する。
- その勉強時間に、優先度が高い「需要(やるべきこと)」からいれていく。
- 上記から漏れたものは、たとえ 先生にやれ と言われたものでも、諦める^^;
- 上記プロセスを経て、「やると決めたこと」をちゃんとやれれば、自分&子供に 「OK」をちゃんと出して、「満足」する
これにより、「満足」と「諦め」が明確になり、非常に気持ちが安定してきて、我が家にはフィットしたやり方でした。
我が家の勉強時間は、サピ基準でみれば、別に多い方でもないので、やれないことは、たくさん出ます・・・^^;。とはいえ、限られた時間の中で、やる/やらない を選別することで、優先順位が磨かれてきた気がします。
5年生は、4年生以上に、やることが膨大ですが、今回も、
「供給(勉強時間)→需要(やるべきこと)スタイル」で、
計画を作ってみています。
我が家の場合、持続性ある(毎週できる)勉強時間は、
・毎朝: 15分×7日 = 約1.5時間
・平日: 5日間合計 5時間 (+授業後の復習が 30分× 3日分)
・土日: 2日間合計 8.5時間
の、合計 約15時間 が、現時点の目安。
この範囲に収まるものをやる。あとは、諦める という感じでしょうか。
1週間 各科目やってみましたが、まー、思ったより、やれないことが多いですね^^;
もっとクラスあげようと思うと、この勉強時間では足りないでしょうが、一気に勉強時間を長くすると、反動が来ますし、すこーしづつ (1ヶ月ごとに、+10分/週 位)、伸ばしていくことで、供給(勉強時間)を増やしていきたいとは思います。
まー、とはいえ、
「勉強時間を増やせるか?」を気にするよりも、
「今決めたラインを、ちゃんとできるのか?」 を気にすることの方が、
圧倒的に大事です、我が家の場合 ^^;
試行錯誤しながら、「1週間の過ごし方の型」を、早めに固めていきたいです~