広尾学園の説明会
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先日(6/29)、広尾学園の説明会に行ってきました。
広尾学園の説明会は、昨年(2018年・4年生時)も参加しましたが、今年も改めて参加。校長先生も変わられたとのことなので。
入試関連のトピックスとしては、「午後入試の開始時間が、15:00スタート → 15:30スタート に変更」となった点でしょうか。午前入試からの移動で余裕が持てるのでよいかと。
広尾学園の教育内容自体は、学校公式サイト、パンフレット、広尾学園 by AERA (AERAムック) を見れば、詳しくわかりますので、本ブログでは、私個人が、いくつか印象に残ったことを・・・
説明会のオペレーションのよさ
広尾学園の説明会は、オペレーションが非常にスムーズ。また、説明会全体を通じて、細かいところに配慮が行き届いているな~ と、去年も今年も感じました。
例えばでいうと・・・
- 当日持っていくはがきが、「前日」に送られてくる。前もって送られても、なくすこともあるでしょうし、「前日」はありがたいです。
- 会場への入退場の誘導がスムーズ
- プレゼン資料で、「パンフレットの●ページ参照」という表記があり、プレゼンの話が追いやすい。
- ビデオが豊富で、飽きのこないプレゼン。
- プレゼンの最中、電気は暗めになっているが、皆が手元資料を見る「入試説明」のコーナーで、会場の電気がパッとついた。この手際の良さは、驚きました。
などなど。オペレーションのクオリティ と 参加者への配慮を感じます。
教育プログラムの具体性 & 種類の多さ
広尾学園の教育プログラムは、多様 かつ 具体的。
公式サイトやパンフを見ればわかりますが、例えば、
海外短期留学、海外/国内大学見学、基礎学力定着の小テスト、広学スーパーアカデミア、ICT環境整備・・・などなど
また、一つ一つが「具体的」 かつ 「実稼働」しているので、その点が好印象。
(”構想” や ”予定” だと、ほんとにやるんかいな? と保護者は感じますからね。。。)
また、これらのプログラムの紹介が、説明会では、画像・動画も交えて行われるので、イメージがわきやすい点もGoodです。
医進・サイエンスコース 統括部長の話
説明会では「補足説明」の位置づけでしたが、医サイコースの統括部長の話が、個人的には一番印象に残りました。
お話としては、
「学問を楽しむ」
「”共有” を大事にしている」
「”本物”から入る。本物を味わって、疑問に感じたことを、中等教育の要素に落とす」
などなど、非常に共感ができる内容。医サイコースのベースに流れる 「思想」のようなものを感じました。
統括部長は、医サイを立ち上げた方。広尾学園 by AERA (AERAムック) に「広尾の変革ストーリー」の記事があるのですが、それを読むと、「ガスバーナーが一本しかないところ」から医サイを立ち上げたとのこと。
このエピソードも読んで、統括部長の話を聞くと、
「統括部長、魂入ってるな・・・!」
と 熱い想いが伝わってきます。
(プレゼン自体は、笑いも交えての気楽なトーンなんですけどね。)
広尾学園については、学校としての ”What/How” に相当する「教育プログラム」に関しては、説明会やパンフレットでも伝わってくるのですが、その背後にある 「教育哲学」「生徒育成観」のような ”Why” が掴みきれていませんでした。
今回の統括部長で、医サイについては、学校としての ”Why” が感じられてよかったです。
「補足説明」扱いになってますが、説明会に参加されるのであれば、こちらは聞いたほうがいい気がします。
では、我が家は?
(一旦偏差値は脇に置いて)
我が家は、伝統校 vs 新興校 の軸で、まだ決めかねているところがあります。
伝統校、新興校 それぞれに 良さがあります。一方で、伝統校・新興校の良さは、相反しがちな面が多いです。
これが学校選びの、悩ましい点でもあり、楽しさかもしれません!
5年が終わる頃には、決めたいな~ と思っています。
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