あすなろblog ~2021年 中学受験(SAPIX 通塾)~

2021年中学受験終了の息子の受験日記。サピックス(SAPIX)通塾でした。自己紹介→ goo.gl/Y5h61X

駒場東邦説明会(2019年10月)

10月に行われた、駒場東邦の説明会に参加してきました。

駒場東邦は、去年の説明会に初めて参加して以来(ブログ記事)、非常によい学校だと感じていました。

今年は、運動会(ブログ記事)、文化祭 と参加し、2回目の説明会参加。

 

■説明会の内容

  1. 校長先生の話
  2. 学校紹介動画
  3. 各教科の教育活動
  4. 行事、生徒会活動、課外授業、特別活動行事 (=授業以外のこと)
  5. 大学進学状況、大学入試制度への対応について
  6. OBメッセージ
  7. 中学入試の説明
  8. 校内見学

と盛りだくさんのコンテンツで、90分フルに使う内容。

駒場東邦は、本(おおたとしまささんの注目校の素顔シリーズもないし・・・)やネット(噂話が多すぎる・・・)での情報が少ないので、学校発信の説明会は、貴重な場。

多くの方が気になるであろう 「5. 大学進学」「7. 中学入試」については、学校公式サイトで公開されている内容が中心。新しい情報は特にないかと。入試日程も 2/1一本でシンプルですし。

 

一番の充実は、「2. 各教科の授業」の話。

各教科の先生が登場し、各教科の指導方針をお話くださいました。駒場東邦は授業を非常に大切にしていることがよくわかります。

受験指導という表層的な次元ではなく、生徒の 主体性・思考力・表現力をいかに高めていけるか?を、各教科の先生が追求されていることが、よくわかる内容。

どの科目も3~5分くらいのコンパクトな説明なのですが、各教科の先生方が、教育について考えていらっしゃる”深さ”が感じられ、去年の説明会に続いて非常に印象に残るコンテンツでした。

 

「3. 行事などの話」も充実。

駒場東邦は、イベントが多い部類の学校だと思います。

説明としては、「楽しい行事がいっぱいです!」という内容ではなく、その背後においている教育的狙い・各イベントの意義についての話でした。

授業の話とあわせて、駒場東邦が目指している教育がよくわかりました。

 

■印象に残ったこと

いくつか我が家の印象を書いてみます。
(前提として、我が家は、駒場東邦についてはポジティブ目です)
 
教務力のレベルの高さ

学校説明会での「各教科の教育活動」の話から感じられるのが、駒場東邦の授業設計力(=教務力)のレベルの高さです。

今の世の中の風潮としては、

「学校の科目の授業って古くさいよね~ これからは、授業を超えた教育が必要だよね~」

といったところがあるかと思います(私自身、そこにかぶれている方ですが^^;)

駒場東邦の説明を聞くと、主要9科目でも、ちゃんと内容を設計すれば、主体性・思考力・表現力を鍛えることって十分できる!

というか、それが本来の学校教育! ということを、強く実感させられます。

駒場東邦は、各授業に対する先生方の 探究心・情熱が極めて高く、ゆえに、このようなクオリティ高い授業が展開されているのかなと想像します。
(あくまで、各学校の説明会に出て、聞いている範囲ですが。授業は見ていないので・・・)

そして、授業内容の説明が、コンセプチュアルな理想論だけではなく、「具体的に、●●の取り組みがあります」と、具体例がどんどんでてくるのも、安心できます。

進学実績の高さの裏には、受験指導というのもを遥かに超えた、本質的な授業づくりに邁進されている先生方の存在があるんだなぁ~と。

 

行事・課外活動の充実 & 自由

駒場東邦は、20~30年前は、当時の 新興進学校的存在で新御三家という言葉もありました)、勝手なイメージとして、勉強中心の学校と思っちゃっていました。

実際は全然違う。

勉強と両輪をなすべく、行事や授業外の活動も、かなり充実しています。

運動会・文化祭はともに参加しましたが、生徒さん中心に作られており、説明会での話もあわせると、生徒の自主性に任せた自由な学校だと、印象を新たにしております。

 

OBの巻き込み

この偏差値帯で歴史ある学校であれば、どの学校も、「OBとのつながり」の話は出てきますが、駒場東邦も 「OBとのつながり」は感じられます。

「OBとのつながり」が、言葉ではなく具体的取り組みにつながっているのが、いいです。

国内外の各業界で活躍しているOBがいらっしゃるので、OBを呼んだ講演であったり、生徒の要望に応じて、OBを巻き込んだ イベント・授業が作られたりもしているようでです。

こういう具体的な取り組みこそ、OBとのつながりが感じられます。

(話が脱線しますが、私が思うに、これって、「2/1 入試一本」っていうのも効いていると思うんですよねぇ~・・・。
もちろん、第一志望が 筑駒 や 神奈川の学校だった という生徒さんはいらっしゃるでしょうが、2/1 一本であれば、駒場東邦第一志望が大半のハズ。
第一志望の生徒さんが中心の学校だと、愛校心も育みやすいのでは? と。)

 

■我が家の場合

去年に引き続き、駒場東邦は、やはり好印象。積極的に受験を考えたい学校です。

偏差値的には届いていませんが、SAPIXに通っている以上、目指し甲斐のある学校の一つです。

駒場東邦は、ネットでの言われ方は、あまりよくないので、私自身 当初の印象は、マイナス目でした。

ですが、学校発信の説明会に参加したり、運動会・文化祭での生徒さんの様子を直接みて、この学校に対する印象が、大きく変わりました。

ネットの情報に影響されるのではなく、直接学校を見ることの大切さを、常に思い出させられる学校です。
(ということを、ネットで発信している矛盾(笑))

 

駒場東邦は、バランスがいいんですよね~。

授業の充実、行事の充実、進学実績の高さ、適度な自由度、学校立地の環境の良さ、グラウンドの広さ・・・などなど

全部一通り揃っていて、致命的なマイナスがなく保護者目線でも、安心な学校なのかなと思います。

(であるがゆえに、逆に、「駒場東邦って つまりどんな学校?」に対して、一言で言うのが難しいのかもしれない・・^^; )

 

子どもも、気に入っているようなので、こういった学校に進学できるよう、日々の勉強ガンバリマス。

 

# 他学校の 学校見学関連の記事まとめは、こちら

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