ドルトン東京学園の説明会
先日(5/25)、ドルトン東京学園 の説明会に行ってきました。
2019年4月に最初の入学生を向かえた新設校です。
学校説明会オタク(?)の私としては、去年からずっと気になっていた学校で、ようやく説明会に行くことができました。
いくつか印象に残ったことを・・・
校舎はきれい&素敵です
なんといっても今年(2019年)の新設校ですから、校舎は超キレイです。キレイなだけでなく、空間設計が実にクリエイティブ性を刺激する造りになっていて、普通の学校とはだいぶ違う印象をもちます(いい意味で)。
これがオフィスだったとしたら、いつもよりアイデアが出そうな感じがします(笑)
ドルトン東京学園のサイトに、360度VR のコンテンツがあります。行った後に見てみましたが、このコンテンツは実際に近い形を再現していると思いました。
こういうクリエイティブな空間が好きな人は、ドルトン東京の校舎は、一目惚れするかもしれませんね~
ドルトンプランに共感できるか?
新設校ですから、そもそも「実績」は期待すべきことではなく、どれだけ「可能性」を信じることができるか? に尽きます。
私は、ドルトンプランという教育手法・カリキュラムを、初めて知りましたが、この教育手法は、ぽっと出のものではなく、1908年(wikipediaより)からアメリカで始まったものなのですね・・・! 学校説明会でも、「大正13年に日本に入ってきた」と説明されていました。
古い教育手法なの? と思いきや、言ってる理念は、まさに今に日本に必要なこと。
「学習者中心教育」「 Joy of Learning(学ぶ楽しさ) から Pleasure of Creation(創る喜び) を引き出す」「自ら考え選択する力」「自由と協働」・・などなど、言ってることは、「21世紀教育」なるものがやろうとしていることと、ほぼ同じではないかと思います。
(専門家は、違うと言うでしょうが、まー、保護者レベルからみれば、似たようなものかと)
一方で、100年近い歴史があるわけで、体系やフレームワークが、それなりに確立されているような印象はうけました(実際は、もう少し調べたほうが良さそうだが)。
ドルトン東京学園を志望校に組み込むかどうかは、この「ドルトン・プラン」に共感し、信じられるかどうかですね。
おおたとしまさ さんの新刊の
世界7大教育法に学ぶ才能あふれる子の育て方 最高の教科書
では、「ドルトン・プラン」も紹介されているようです。今度、私も読んでみようかと思います。(読んでもない本を、紹介してすみません・・^^;)
「新しい学校を共に創っていく気持ち」 があるか?
説明会でのプレゼンを聞いたり、先生方への直接の個別質問でお話していると、まー、新設校ですから、「まだ決まってないこと」「これからやりながら変えていくこと」が、たくさんあるんだろうなという印象を持ちました。
例えば、運動会、文化祭などの各種行事、これから増設される校舎・・・ まだまだ未完なものばかりです。そもそも、生徒も、まだ中学1年生しかいませんしね。
こういう学校を通うにあたっては、
「学校が、我が家に何をしてくれるのか?」
というマインドセットだとキツイでしょうね・・。
「学校とともに、新しい歴史・校風を一緒に創っていくんだ!」
「それって、めちゃめちゃ楽しいことじゃん!」
というマインドセットの人がフィットすると思いました。
では、我が家は?
我が家が、ドルトン東京学園を、志望校にするかというと、まだもう少し見たいなとは思っています。(さすがに、1回説明会参加しただけなので)
ただ、この学校、人気出るんじゃないですかね? 理念やカリキュラムは、今の時代の課題意識に、非常に沿っていると思います。
また、校舎は新設でキレイですし、上述の通り空間が素敵。(駅からバスというのが、ちょっとネックにはなりそうですが・・・)
学校のジャンルとしては、渋渋、広尾、三田国際 あたりと近い括りになるかと。
上記3校のような「新しい教育のあり方」を好む志願層は、ここも志望校候補として見るんじゃないでしょうか (我が家も、この学校群にはアンテナ張ってます)。
渋渋、広尾、三田国際、ドルトン
左にいくほど、実績・偏差値、右にいくほど 可能性ベース・新しさ といったとこでしょうか。
引き続き、ウォッチしていきたい学校です。
渋渋の運動会(スポーツフェスティバル)
今日は、夕方に私用があり、午後から会社を半休。
夕方の用事まで時間があったので、渋渋の運動会@代々木公園 を見に行くことに。
渋渋は説明会しか参加したことがなく、生徒さんの雰囲気はどんな感じなのだろうと思いまして。
会場(代々木公園)に着いて、一番驚いたのは、
「なんなんだ、この自由な雰囲気は!」(いい意味)
ということでした。
競技を行う生徒さん達はもちろんいるのですが、応援するもよし、友達とスマホで写真を撮るもよし、お菓子を食べるもよし・・・ 各自が思い思いに自由に過ごしています。
一番楽しそうなのは、女子生徒のみなさん。渋渋運動会では、全員が学年縦割りの4色のチームにわかれて、各チームカラーのTシャツを着ているのですが、女子生徒のみなさんの、Tシャツ着こなしアレンジがすごい!
例えば、Tシャツを一部カットして結んで、かわいい着こなしにしたり、さらには、ちょっとしたラメのメイクや、ヘアスタイルのアレンジなど、女子高生のアレンジ力の高さに、驚かされました・・・
(今は普通なんですかね、おっさんの感覚が古いだけかも・・・)
そして、皆で、スマホで写真をとって、超楽しそう! 女子生徒のみなさんにとっては、競技よりも、写真撮影がメインじゃないかと思う位(笑)
運動会の様子を見ながら、
「運動会というより、フェス感あるなぁ~・・・ 」
と思いながら見ていたのですが、渋渋は、運動会とは言っておらず、「スポーツフェスティバル」なのですね。
(まー、単に英語表記なだけだと思いますが(笑))
私は公立中の出身でしたので、この自由な雰囲気に、かなり衝撃をうけました!^^;
女子受験生だったら、こういう垢抜けた自由な雰囲気は、好きな人は大好きでしょうね~!
(我が家は、長男(2021年受験)の他に、長女(2026年受験)がいるので、長女目線で見てました。)
男子はどうでしょう? こういうのが好きな人もいるでしょうし、男子校の ”The 運動会” が好きだという人もいるでしょう。
同じ運動会といっても、ずいぶん幅があるなぁ~
この自由な雰囲気は、渋渋らしさなのだろうな~ と感じた ”スポーツフェスティバル” でした。
マンスリー対策?
いやはや、気づいたら、2週間以上ブログを放置していました^^;
今週金曜は、5年マンスリー。
5月マンスリーは、GWがあったので、対策らしきものをやりましたが、今回はキツイですねぇ、、、 ってか、今後はコレが普通なわけで。
マンスリーの金曜分の科目の宿題は、マンスリー後にやるとしても、月水の通常の宿題を削ると、後に支障が出るので、簡単には削れず。
そうすると、微かな時間の中で、マンスリー対策(らしきもの)をやる位でしょうか。
我が家は、算数の過去テキストA-C と 5月基礎トレの!のとき直し位までかな、、。
今回は、理科がヤバすぎる、、、。今回範囲の単元は、どれも理解度がイマイチ。
「月」なんかは、ほぼ理解してないんじゃないかな!^^;
まー、当たって砕けろって感じで(笑)
目指せ 4科偏差値50超え って感じでしょうか。
マンスリー対策という言葉はイマイチ好きではないですが、一ヶ月に一回、過去の学習内容を一気に復習すること自体は、とてもよいことかと。
以前わからなかったことも、一気に通しでやってみると、俯瞰して捉えられるせいか、わかったりしますし。月間復習をやれてた4年は、それで理解が進んだ単元がいくつかありました。
こう考えると4年は余裕があったのだなぁ。
月間復習の時間がとれないとなると、やはり毎週毎週で身につけるしかないのか、、、!
「月」難しいね・・・
サピの5年 理科テキスト11は「月」。
我が家は、脳みそに「?」が飛び交っています
(確かに、この単元は難しいですね、、、)
我が子の授業ノートを見ても、ほとんどとってなくて、よくわからん・・・
(何を聞いているのだろう?^^; )
以前、こちらの記事で書いた 「かるび勉強部屋さん」にて、月のコンテンツを探す。
(苦手単元でお世話になってますmm)
見つけたのはこちら。
うん、これだとわかるかも!
(少なくとも、親は理解できた)
土日は、こちらを参照しつつ、もう一度 学習だなぁ、、、
さぴあ 筑附
今月のさぴあ(サピックスの塾内広報誌)の学校特集は、筑波大附属中 でした。
さぴあって、国立もでるのか!? と驚きましたが。
(国立は、この手の塾内情報誌には出ないと思い込んでいたので、、、)
内容拝見しましたが、校長先生がおっしゃることは骨太で、共感。
職場に筑附卒業生が数名いるのですが、みな口をそろえて、
「筑附は、すごい楽しかった、いい学校!」
「いまも、当時の仲間とつながってますよ!」
ということを言います。
これら周りの数名のサンプル、今回のさぴあの記事、そして 東大王の鈴木光さんと合わせ(笑)、ますます筑附好印象。
中高一貫ではなく、100パーセント高校行けるわけじゃないという点は気にはなりますが、2020入試で定員変更、2021入試で科目変更ということで、中学入試受験者にとっては追い風ですね。
我が家は、偏差値的にキツイですが^^;
駒場東邦の運動会
先日、駒東の運動会に行ってきました。
サピに通い始めた4年当初は、駒東への関心は低かった我が家。しかし、4年秋に参加した説明会での印象が非常によく(下記 過去記事に記載)、今年は駒東について、より理解を深めたく、運動会へ。
(学力向上は、別途行わねば・・・^^;)
【過去記事】
・駒場東邦 ~学校めぐりで印象に残った学校~
・駒場東邦(さぴあ12月号)
運動会を見に行き感じたのは、「学校のことは、生でみるのが一番!」ということ。
説明会は先生のお話が中心ですが、運動会・文化祭は、生徒さんの雰囲気がよくわかるのが、いいですね。
また、駒東の運動会は、競技自体が内容として面白く(特に、中1の「輪抜け競争」という競技が面白かった)、部外者でも、見ているだけで十分楽しめました。
運動会から、いくつか感じたことを・・・
(私は、駒東OBでもなんでもなく、あくまで外からの一意見です)
環境がいい & 適切な規模 → 居心地の良さ
駒東は、駒場東大前付近に存在しますが、ここは 東大の駒場キャンパス含め、多くの教育機関があるエリアです。
私は、「場のもつ力・空気感」は、けっこー大事だと思ってまして(スピリチュアルな表現ですが^^;)、直接訪れたときに感じる感覚を大切にしています。その点で、駒東のあるエリアは、落ち着いた住宅街で、学校も多くあり、雰囲気が非常にいいと感じます。
また、駒東は定員規模が、一学年 約230~240名で、規模は小さい方の部類になるかと思いますが (私の中で300名が一つの目安)、その割に校庭は広く、ゆったりとした印象でした。
(感覚的な表現ですみません!ファクト重視の方は、生徒数・敷地面積・人口密度 のデータがどっかにありそうなのでそちらで!)
これら相まって、空間として、居心地がよいと感じます(我が家基準)。このあたりは、完全個人の感覚の話なので、実際に行って感じてみるのがよいかと思います!
縦・横のつながり
駒東独自の特徴なのか、中高一貫校自体の特徴なのか、私には、まだ分かりかねますが、駒東の運動会での生徒さんの様子を見ている限り、駒東には「縦・横のつながりの強さ」があると、感じました。
中高混合で、4色のチームになっていて、高2・3の先輩たちが引っ張るスタイル。先輩たちからの声がけや、応援もあり、こういうの中学生からしたら、自分のちょっと先の姿を感じられて、いいんじゃないですかね~
(私は、中高一貫ではなかったので、こういうのはうらやましい)
また、OB(大学1年かな?)も多く来ていて、現役生徒さんとOB先輩の会話シーンも、多く見られました。こういうのも、運動会をはじめとした学校生活の中で、縦の絆が作られていることによるんじゃないかと。
横の絆については、生徒さん同士のコミュニケーションをみていると感じられますね。競技中のちょっとしたやりとりや、競技前後にお互い声がけする様子など、仲良さそうだな~ と思うシーンを目にしました。
バランスの良さ
説明会や運動会を思い出しながら書いてみると、「駒東って、バランスがいいんだよな~ 」というのが保護者目線の一意見。
進学実績、立地・環境、教育内容・指導、生徒さんの雰囲気、学校の丁寧さ・・・など いずれもよいと思います(我が家基準)。
強いて挙げるならば、バランスのよさの裏返してとして、他の学校に比べて、わかりやすいカラーが、みえにくいことですかね?
(このあたりは、完全に各家庭の感覚・判断によるところかと思いますが。)
というわけで、駒東となんの関わりもない人間が、つらつらと書いてきましたが、運動会で、生徒さんや学校の雰囲気を感じることができ、学校選びの観点で有意義な時間となりました! 9月の文化祭も足を運ぼうと思います。
参考1)
インターエデュに、運動会に関する記事が載ってます。
身体で競い心で高め合う駒東の体育祭 | インターエデュ・ドットコム
髪の色が特徴的ですが(笑)、これは運動会シーズンでの、チームカラーにあわせ、髪を染めているというもののようです。運動会をみていると、みんなが染めているわけではなく、高3 だけ許可されているのかな(?)。
参考2)
インターエデュに駒東の算数出題の考え方について、駒東の先生のインタビューが乗っています。
中学受験、算数の図形問題に込められた思い|インターエデュ
出題の背後にある思いを、学校自らが語るというのは、学校が大切にしていることがわかりますし、いいですね。
本郷の中学・高校入試の変更
本郷の中学・高校入試の変更が、学校サイトで広報されていますね。
・高校入試は、令和3年度入試から募集停止
・中学入試は、令和2年度入試から定員変更(増)
とのこと。
(詳細は、公式サイトでご確認ください)
中学受験組の親の自分としては、中学受験側の定員が増えるのは歓迎ですが、一方で、元 都内高校受験組の自分としては、高校受験をやる私立が減っていくのは寂しい限りですね・・・
とはいうものの、私立高校の立場からすれば、中高一貫をうたう学校であるほど、中学入学組と高校入学組の両対応のやりづらさはあるでしょうから、仕方ないですね。
また、高校受験組からしても、昨今は、都立トップ校の進学実績が復活してきたので、皆同時スタートの都立を選ぶ という流れは強そうですし。
(私が高校受験した 90年代前半は、都立が冬の時代で、私立を選ぶ流れも普通にありました)
これも時代の流れですね。